倉林 有夏

7月29日
「これ以上手間をとらせたら、さすがに申し訳ない」
「あ、あの」
「……僕には、なにも言えないな」
「そうだね」
「……じゃ、またにするか」
7月30日
「えっと、遅くなってすみませんでした」
「有夏!?」
7月31日
「どうしようかな」
「悪いな、変なこと聞いちゃって」
8月2日
発作的に彼女を引き寄せ、その左端に唇を添えた
「……どんどん深く掘っていったのは、英輝の方だろ」
8月3日
居心地の悪い沈黙に、わたしもついだまり続けてしまう。
「……辛いのは僕よりも、ここに住んでいた人たちだよな」
8月4日
「ありがとう」
「無理はしないようにしなよ。雑菌とか入ったら大変だし」
8月5日
けれど僕は、そのまま小学校への細い獣道をあがった。
「わかったよ」
8月6日
僕はおもわずドキッとして身を引いた。
……こんな挨拶なら、またしてほしいかも。
「ちょ、ちょっとまて、こら!」
【SAVE2】
「じゃあその言葉に甘えて、僕と有夏で帰るよ」
僕は、ふと有夏に話しかけた。
8月7日
「あなた毎朝、いくつ目覚ましかけてるのよ」
8月8日
「……かも、しれないな」
8月9日
「まずはかき氷だろ」
「ちょっと小腹を埋めないか?」
8月13日
「川原の方でもいく?」
8月14日
考えるより先に、身体が動いた。
8月16日
「……顔色、悪くないか?」
僕は有夏に、後ろから勢いよく抱き止められた。
8月17日
「有夏ちゃんに、僕の気持ちを伝えたかったから」

有夏 END

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看别人说攻略有点虐就过来了。。。还真有那么点意思。。。话说链接好像少一个,S大有空看一下

2013-06-03 09:11:46
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